『Make』Vol.2サンプルPDFの公開、見どころの紹介
Posted by Editor : 2007-03-08 12:08
『Make』Vol.2が3/16に発売になります。予定より遅れてしまい、楽しみにしていただいていた方には申し訳ありませんでした。今後は年2回、3月と9月に発行する予定です。今回もVol.1同様にサンプルPDF(28ページ、15.1MB)を公開します。ぜひご覧ください。以下ではVol.2の見どころを簡単に紹介します。
特集「バックヤード・バイオロジー」では、カタツムリの冷凍保存と蘇生にはじまり、自分のDNAを抽出、精製、解析する方法(サンプルPDF収録)、さらに「植物のハック」まで、全23ページにわたって生物をハックする方法を取り上げます。『Mind Hacks』などと同様、実際に試すことができて(それなりの投資は必要になりますが)、しかも本格的な分子生物学の入門にもなるという面白い記事です。
プロジェクト(制作記事)では、風船の割れる瞬間など高速度撮影写真を撮るためのフラッシュコントローラーを作成する方法(サンプルPDF収録)や、空き缶や木材でスターリングエンジンを作る方法、第二次世界大戦の際にドイツ軍が使ったV-1ロケットと同様の原理のジェットエンジンをジャムの瓶で作る方法などを紹介します。もう1つ、手軽にできておすすめなのが「テンセグリティモデル」。木製の丸棒とビーズ細工用のコードなどを組み合わせて、張力でバランスをとっているものの柱材同士は一切接触していないという不思議な立体構造物を作ります。コツをつかむまで多少時間がかかりますが、一度覚えてしまえば作業に中毒性があり、やめられなくなります。
巻頭インタビューではセグウェイの発明者、ディーン・ケーメンを取り上げています。問題の根本にアプローチするための考え方や、解決が困難な問題に直面した時のリーダーとしての苦しみ、「テクノロジーへの愛」と「最適な解決法」の違いなど、オライリーの技術書の読者の方にも共感していただける内容だと思います。
他にも、ハムスターの回し車を使った発電機や、古いPalmPilotを使ったノートPCの作り方(サンプルPDF収録)、アナログのコンピュータとも言える「計算尺」の紹介(サンプルPDF収録)など、楽しい読み物も多数掲載しました。
ブルース・スターリング、コリィ・ドクトロウ、ティム・オライリーなど充実した連載陣も『Make』の魅力の1つです。Vol.2ではティム・オライリーがSecond Lifeを取り上げています。余談ですが、カヌービルダー、技術史家として知られるジョージ・ダイソン(父親の宇宙物理学者フリーマン・ダイソンともに評伝『宇宙船とカヌー』(ちくま文庫)にも登場)のエッセイを掲載することができたのは、担当者にとって光栄なことでした。
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右にも掲載されていますが、オライリー・ジャパンのサイトで直接ご予約いただいた方には、ロゴ入りトートバック(かなりしっかりしたものです)をプレゼントするキャンペーンを実施中です。ぜひご利用ください。また、主要なウェブ書店での予約も開始されているようです。