2009年6月アーカイブ

8回にわたってお届けしてきたこのシリーズも、いよいよ最終回。今回はその他の新しい機能、さらに、まつもとさんの口からは次のバージョンの話も飛び出します。

ラムダ

目立つ機能としては、「->」によるラムダ(λ)を入れたり、「.()」による呼び出しを入れたということですね、やっぱり関数型言語の影響が大きく、ラムダをこんな記号(->)で導入しました。

― まずこの話があったときは、まず最初に何があったかというと、「ラムダ」って書きづらいと。

1.8だとラムダメソッドってのがあって、lambdaだっけ、(綴りに)自信がないけど。Lispの人たちはそれこそ湯水のように使うけれど、普通のプログラマにはなじみがないし、読みにくい、書きにくい、長いメソッド名どうよって話があって。

あと、メソッドって再定義できるじゃないですか。「lambda」って書いても、本当にラムダを返すのか自信がない。ラムダじゃないものが返せてしまうかもしれない。いろんな最適化のことを考えると、こういうものは言語組み込みであった方がうれしいよねって思って、この2点から新しい記法を取り入れました。
ただエライ不評で、「この記号λに見えないじゃん」って。ターミナルっぽいフォントで表示して横に傾けるとλに見える、って言うとみんな笑ってくれるけど、それでも迫害は止まらないんです。

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