UXデザインの法則

―最高のプロダクトとサービスを支える心理学

[cover photo]
TOPICS
Design
発行年月日
PRINT LENGTH
160
ISBN
978-4-87311-949-6
原書
Laws of UX
FORMAT
Print PDF
Ebook
1,980円
Ebookを購入する
Print
1,980円

本書は、著者Jon YablonskiがUXデザインと交差する心理学の法則をまとめたウェブサイト「Laws of UX」を元に構成されています。「意思決定にかかる時間は選択肢の数と複雑さで決まる」、「タッチターゲットに至るまでの時間はターゲットの大きさと近さで決まる」などの10の法則を、各章において、ポイント、概要、起源、事例、結論にまとめ紹介します。ノンデザイナーにもデザインセンスが求められる時代に欠かせないハンドブックです。

目次

日本の読者へ
はじめに

CHAPTER 1 ヤコブの法則
ユーザーは他のサイトで多くの時間を費やしているので、
あなたのサイトにもそれらと同じ挙動をするように期待している。
    概要
    起源
    心理学上の概念
    事例
    テクニック
    重要な論点
    結論

CHAPTER 2 フィッツの法則
ターゲットに至るまでの時間は、
ターゲットの大きさと近さで決まる。
    概要
    起源
    重要な論点
    事例
    結論

CHAPTER 3 ヒックの法則
意思決定にかかる時間は、とりうる選択肢の数と複雑さで決まる。
    概要
    起源
    心理学上の概念
    事例
    テクニック
    重要な論点
    結論

CHAPTER 4 ミラーの法則
普通の人が短期記憶に保持できるのは、7(±2)個まで。
    概要
    起源
    心理学上の概念
    事例
    重要な論点
    結論

CHAPTER 5 ポステルの法則
出力は厳密に、入力には寛容に。
    概要
    起源
    事例
    重要な論点
    結論

CHAPTER 6 ピークエンドの法則
経験についての評価は、全体の総和や平均ではなく、
ピーク時と終了時にどう感じたかで決まる。
    概要
    起源
    心理学上の概念
    事例
    テクニック
    重要な論点
    結論

CHAPTER 7 美的ユーザビリティ効果
見た目が美しいデザインはより使いやすいと感じられる。
    概要
    起源
    心理学上の概念
    事例
    重要な論点
    結論

CHAPTER 8 フォン・レストルフ効果
似たものが並んでいると、
その中で他とは異なるものが記憶に残りやすい。
    概要
    起源
    心理学上の概念
    事例
    重要な論点
    結論

CHAPTER 9 テスラーの法則
どんなシステムにも、それ以上減らすことのできない
複雑さがある。複雑性保存の法則ともいう。
    概要
    起源
    事例
    重要な論点
    結論

CHAPTER 10 ドハティのしきい値
応答が0.4秒以内のとき、
コンピューターとユーザーの双方がもっとも生産的になる。
    概要
    起源
    事例
    重要な論点
    結論

CHAPTER 11 力には責任が伴う
    テクノロジーはどのようにして行動を形作るのか
        断続的な変動報酬
        無限ループ
        社会的肯定感
        デフォルト
        摩擦を取り除く
        返報性
        ダークパターン
    なぜ倫理が重要なのか
        良かれと思ったことが思わぬ結果に
        倫理的責務
    歩みを緩め、意識を向ける
        ハッピーパスを超えて考える
        チームと考え方に多様性を持つ
        データを超えて考える

CHAPTER 12 心理学的な原則をデザインに適用する
    意識づける
        視界にいれる
        ショー・アンド・テル
    デザイン原則
        チームの原則を定義する
        ベストプラクティス
        デザイン原則を心理学的な法則と結びつける
    結論

索引
訳者あとがき
著者紹介
訳者紹介