Processingは、イメージ、アニメーション、インタラクティブなグラフィックスをプログラムするためのオープンソースのプログラミング言語です。すぐに結果が確認できることから、プログラミング入門として優れています。開発者自身が執筆した本書では、シンプルな図形の描画にはじまり、変形、インタラクティブな動き、関数を使ったプログラム、さらにArduinoを使ったセンサーのデータの可視化まで、わかりやすく順を追って解説します。日本語版では付録としてクイックリファレンスを掲載。第2版では、Processing 3.Xに対応し、データビジュアライゼーションの章などが追加されました。
Processingをはじめよう 第2版
Casey Reas、Ben Fry 著、船田 巧 訳
- TOPICS
- Electronics/DIY
- 発行年月日
- 2016年09月
- PRINT LENGTH
- 284
- ISBN
- 978-4-87311-773-7
- 原書
- Getting Started with Processing, 2nd Edition
- FORMAT
- Print PDF
正誤表
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第1刷正誤表
第1刷正誤表(2017/7/27更新)
■P.231 三角関数の表
【誤】
atan2(x, y)
【正】
atan2(y, x)
目次
はじめに
1. ようこそ Processingへ
スケッチングとプロトタイピング
柔軟性
巨匠たち
家系図
コミュニティ
2. コードを書いてみよう
最初のプログラム
メニューによる実行と停止
スケッチの保存と新規作成
シェアしよう
例とリファレンス
3. 描く
ウィンドウを開く
基本的な図形
描画の順序
図形の性質
描画モード
色
形を作る
コメント
Robot 1: Draw
4. 変数
最初の変数
変数の作成
変数の処理
変数と計算
繰り返し
Robot 2: Variables
5. 反応
繰り返される drawと一度だけの setup
追いかける
クリック
カーソルの位置
キーボードからの入力
マッピング
Robot 3: Response
6. 移動、回転、伸縮
座標移動の基礎
回転
伸縮
PushとPop
Robot 4: Translate, Rotate, Scale
7. メディア
画像
フォント
ベクタ画像
Robot 5: Media
8. 動き
フレーム
スピードと方向
2点間の移動
乱数
タイマー
円運動
Robot 6: Motion
9. 関数
関数の基礎
関数を作る
値を返す
Robot 7: Functions
10. オブジェクト
フィールドとメソッド
クラスを定義する
オブジェクトの生成
タブ機能
Robot 8: Objects
11. 配列
変数から配列へ
配列の作り方
配列と繰り返し
オブジェクトの配列
Robot 9: Arreys
12. データ
データ構造
Tableクラスと表
JSON
インターネット上のデータとAPI
Robot10: Data
13. 拡張
サウンド
画像や PDFの保存
Arduinoへようこそ
付録A コーディングの心得
付録B デバッガ
Processingクイックリファレンス
基本的な関数
スケッチの情報
変数のスコープ
データ型
値の変換
演算子の優先順位
算術関数
三角関数
乱数
文字列の処理
条件分岐と繰り返し
2次元図形
バーテックス
座標変換
色
描画時の属性
画像
ベクタ画像
文字の出力
フレームの保存
マウス
キーボード
コンソール出力
索引
訳者あとがき