本書は、ClojureScriptを使ったクライアントサイドプログラミングの基礎を概説する書籍です。プログラミング言語Clojureとほぼ同じ 文法から、Google Closure Libraryを用いて最適化されたJavaScriptへと変換できる、ClojureScriptの魅力を紹介します。開発環境のインストール、コンパイルの方法、基本的な文法、ライブラリの呼び出し方から、関数型プログラミングの手法など、限られた内容の中でClojureScriptの魅力をお伝えします。なお本書はEbookのみの販売となります。
入門 ClojureScript
Stuart Sierra, Luke VanderHart 著、福嶋雅子、株式会社トップスタジオ 訳
- TOPICS
- Programming , JavaScript
- 発行年月日
- 2013年05月
- ISBN
- 978-4-87311-612-9
- 原書
- ClojureScript: Up and Running
- FORMAT
目次
まえがき
1章 はじめに――ClojureScriptを使う理由
ブラウザアプリケーションの隆盛
JavaScriptの隆盛
さらに良い言語を探して
ClojureScriptの登場
2章 Hello, World
Leiningen
lein-cljsbuildを使う
3章 コンパイル
設計
コンパイルの仕方
コンパイルについてさらに詳しく
まとめ
4章 ClojureScriptの基本
ClojureScriptとClojureの違い
式と副作用
構文とデータ構造
特別な書式や定義
関数
ローカルなバインド
クロージャ
フロー制御
JavaScriptとの相互運用性
まとめ
5章 データと状態
プリミティブ
データ構造
IDと状態
6章 シーケンス
シーケンスの抽象化
遅延シーケンス(Lazy Sequences)
シーケンスAPI
7章 名前空間、ライブラリ、Google Closure
名前空間
Advanced Optimizationsモードでのコンパイル
ライブラリの使用
ライブラリの作成
8章 マクロ
データとしてのコード
マクロを書いてみよう
auto-gensyms
マクロを使う
いつマクロを書くのか
まとめ
9章 開発プロセスとワークフロー
ClojureScriptをインストールする
ビルトインされているツール
ブラウザ内REPL
lein-cljsbuildのそのほかの機能
10章 Clojureとの統合
AJAX
リーダとプリンタ
クライアント/サーバー型アプリケーションの例
リーダの拡張
コードの共有
まとめ
付録A ライブラリについて
ClojureScriptの標準ライブラリ
Google Closure Library
Domina
Enfocus
Jayq
C2
core.logic