Bugzillaプロジェクトの主任設計者の実体験に基づいた、ソフトウェアの簡潔性を保つさまざまな知見をまとめた書籍。「なぜ簡潔性が大事なのか」「変更の価値を計るための方程式」「コードの簡潔性と複雑性」といったトピックについて、事実、法則、ルール、定義などを示しながら解説します。直接的なコードの書き方だけでなく、ソフトウェアプロダクト全体にわたるコードの健全性を保つためのヒントとなるでしょう。なお本書はEbookのみの販売となります。
コード・シンプリシティ
―ソフトウェアの簡潔性を保つ事実、法則、真理
        
          Max Kanat-Alexander 著、福嶋雅子、株式会社トップスタジオ 訳
        
      
      
        - TOPICS
 - 発行年月日
 - 2012年11月
 - ISBN
 - 978-4-87311-575-7
 - 原書
 - Code Simplicity
 - FORMAT
 
目次
まえがき
1章 はじめに
    なぜ簡潔性が大事なのか
    ソフトウェアデザイン
2章 なぜソフトウェアを作るのか
    実際のアプリケーション
3章 未来
    ソフトウェアデザインの方程式
    デザインの品質
    見えない結末
4章 変更
    プログラム変更の実例からわかること
    3つの間違い
    インクリメンタルな開発とデザイン
5章 不具合とデザイン
    故障でなければ……
    何度も同じことを繰り返さない
6章 簡潔性
    簡潔性とソフトウェアデザインの方程式
    簡潔性は相対的なもの
    どこまで簡潔にするか
    一貫性を保つ
    読みやすさ
    名前の付け方
    簡潔性に必要なのはデザイン
7章 複雑性
    複雑性と目的
    間違った技術
    複雑性と間違った解決
    複雑な問題
    複雑性への対応
    書き直し
8章 テスト
付録A ソフトウェアデザインの法則
付録B 事実、法則、ルール、定義