Adobe AIR クックブック

―プロフェッショナルに学ぶRIAプログラミングの実践

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TOPICS
クックブック , Web , JavaScript
発行年月日
PRINT LENGTH
584
ISBN
978-4-87311-415-6
原書
Adobe AIR 1.5 Cookbook
FORMAT
Print
4,180円
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Adobe AIRは、FlashやActionScriptまたはJavaScriptといった複数の開発環境で、クロスプラットフォームのアプリケーションが構築できる強力な実行環境です。Webアプリケーションに期待される機能を備えるだけでなく、ファイルシステムへのアクセスやネットワークの監視、組み込みデータベースなど、デスクトップアプリケーションに求められる機能性も提供します。本書は、AIRによる開発の手引書であり、リファレンスです。AIR開発者にとって役立つ実践的なトピックを取り上げて、初心者や中級者、またはそれ以上のレベルのAIR開発者が抱えがちな問題や要望に答えることを目的としています。読者が、FlashとFlex開発者であればActionScript 3.0の基本的な理解を、またJavaScript開発者であればJavaScriptに関する実践的な知識を持っていることを前提として、Flash、Flex、JavaScriptという3つの開発環境それぞれについて、必要なコードを示しながら、AIRによるRIA(Rich Internet Application)開発のテクニックを紹介しています。

関連ファイル

目次

目次

監訳者まえがき
序文
クレジット
はじめに

1章 AIRの基本
    1.1 Flex BuilderによるAIRアプリケーションの作成と実行
    1.2 FlashによるAIRアプリケーションの作成と実行
    1.3 HTMLとJavaScriptによるAIRアプリケーションの作成と実行
    1.4 JavaScriptによるAIRアプリケーションのデバッグ
    1.5 AIRアプリケーションの署名と書き出し
    1.6 信頼される証明書によるAIRファイルへの署名
    1.7 AIRにおける同期的、非同期的プログラミングの理解

2章 アプリケーションの設定
    2.1 AIRのランタイムバージョンの特定
    2.2 アプリケーションIDの設定
    2.3 アプリケーション名とファイル名の設定
    2.4 アプリケーションのバージョンの設定
    2.5 アプリケーションの説明と著作権情報の編集
    2.6 初期ウィンドウ設定の編集
    2.7 アプリケーションのインストールフォルダの設定
    2.8 デフォルトのプログラムメニューフォルダの設定
    2.9 カスタムアプリケーションアイコンの設定
    2.10 AIRアプリケーションとブラウザとのやりとりを可能にする
    2.11 すべての更新を処理するようにアプリケーションを設定する
    2.12 実行時にアプリケーションのバージョンを調べる
    2.13 複数の言語を表示するAIRインストーラの作成

3章 アプリケーションウィンドウ
    3.1 メインアプリケーションウィンドウの変更
    3.2 新しいウィンドウの起動(ActionScript)
    3.3 新しいウィンドウの起動(Flex)
    3.4 新しいウィンドウの起動(JavaScript)
    3.5 ユーティリティウィンドウの作成
    3.6 軽量ウィンドウの作成
    3.7 フルスクリーンウィンドウの作成
    3.8 複数ウィンドウの管理
    3.9 カスタムクロムウィンドウの作成
    3.10 ウィンドウの最小化と最大化
    3.11 ウィンドウのサイズ変更
    3.12 ウィンドウを閉じる
    3.13 ウィンドウを閉じる前に操作画面を表示する
    3.14 すべてのウィンドウを一度に閉じる
    3.15 カスタムクロムにドロップシャドウを追加する(ActionScript)
    3.16 カスタムクロムウィンドウにPixel Benderフィルタを適用する
    (ActionScript)

4章 スクリーン
    4.1 ウィンドウのデスクトップ上での位置取り
    4.2 複数モニタに対するウィンドウの位置取り
    4.3 アプリケーションが現在表示されているモニタを調べる

5章 HTMLコンテンツ
    5.1 HTMLコンテンツの表示
    5.2 HTMLコンテナでActionScriptからJavaScriptにアクセスする
    5.3 HTMLコンテナでJavaScriptからActionScriptにアクセスする
    5.4 ActionScriptからのDOMスクリプティング
    5.5 ActionScriptからHTMLスタイルシートにアクセスして編集する
    5.6 HTMLコンテナの履歴リストへのアクセス
    5.7 異なるセキュリティサンドボックスにある内容にブリッジを確立する
    5.8 ActionScriptからJavaScript関数を作成する
    5.9 ActionScriptからのHTMLコンテンツのスクロール
    5.10 HTMLページ内でActionScriptライブラリを使用する

6章 PDFのサポート
    6.1 PDFがサポートされているかどうかを調べたい
    6.2 PDFドキュメントのロード
    6.3 AIRからPDFへの通信
    6.4 PDFからAIRへの通信

7章 クリップボードのサポート
    7.1 クリップボードのデータタイプの操作
    7.2 OSのクリップボードにデータを追加する
    7.3 OSのクリップボードからデータを取得する
    7.4 クリップボードからのデータのクリア
    7.5 クリップボードデータへの遅延レンダリングの使用
    7.6 カスタムのクリップボードデータ形式の作成

8章 ドラッグ&ドロップのサポート
    8.1 アプリケーションからデータをドラッグする(ActionScript)
    8.2 アプリケーションからデータをドラッグする(JavaScript)
    8.3 アプリケーションへデータをドラッグする(ActionScript)
    8.4 アプリケーションへデータをドラッグする(JavaScript)
    8.5 アプリケーション内外からのドラッグ&ドロップ(ActionScript)
    8.6 アプリケーション内外からのドラッグ&ドロップ(JavaScript)

9章 ファイルシステムとの一体化
    9.1 Fileクラスを使ってディレクトリエイリアスにアクセスする
    9.2 新しいファイルやディレクトリの作成
    9.3 ファイルやディレクトリの消去
    9.4 ファイルやディレクトリのコピー
    9.5 ファイルやディレクトリの移動
    9.6 ファイルやディレクトリをごみ箱に移動させる
    9.7 ユーザーにファイルやディレクトリの選択をうながす
    9.8 ファイルからデータを読み取る
    9.9 ファイルにデータを書き込む
    9.10 一時ファイルと一時ディレクトリの作成
    9.11 ディスクに画像をキャッシュする(ActionScript)
    9.12 ディレクトリ内で任意の拡張子を持ったファイルを検索する(ActionScript)
    9.13 シリアライズ変更へ移行(ActionScript)

10章 組み込みSQLデータベースのプログラミング
    10.1 データベースの作成
    10.2 データベースに同期モードで接続する
    10.3 データベースに非同期モードで接続する
    10.4 インメモリデータベースの作成
    10.5 暗号化されたデータベースの作成
    10.6 パスワードによるデータベースの暗号化
    10.7 データベースのテーブルの作成
    10.8 データベースへの同期的なクエリの実行
    10.9 データベースへの非同期的なクエリの実行
    10.10 クエリからの結果の取得
    10.11 クエリでパラメータを使用する
    10.12 アプリケーションにデータベースを含める
    10.13 アプリケーション設定の存続

11章 暗号化されたローカルストア
    11.1 暗号化されたローカルストアへのデータの保管
    11.2 暗号化されたローカルストアからのデータの取得
    11.3 暗号化されたローカルストアのデータの削除とクリア
    11.4 暗号化されたローカルストアにアプリケーション固有のデータを保管する
    11.5 暗号化されたローカルストアを使ってファイルを保護する

12章 アプリケーションとウィンドウのネイティブメニュー
    12.1 ネイティブメニューの作成
    12.2 メニューイベントに応答する
    12.3 メニューセパレータの追加
    12.4 ネストしたメニューの作成
    12.5 ネイティブウィンドウメニューの作成(Windows)
    12.6 ネイティブウィンドウメニューの作成(Mac OS X)
    12.7 コンテキストメニューの作成(ActionScript)
    12.8 コンテキストメニューの作成(JavaScript)
    12.9 メニュー項目にキーボードショートカットを割り当てる
    12.10 メニュー項目の有効化と無効化
    12.11 トグル式のメニュー項目

13章 タスクバーとドックの使用
    13.1 システムトレイにアイコンを追加する(Windows)
    13.2 システムトレイアイコンにカスタムメニューを追加する(Windows)
    13.3 ドックアイコンにカスタムメニューを追加する(Mac OS X)
    13.4 システムトレイアイコンまたはドックアイコンの変更
    13.5 ドックを通したユーザーへの通知(Mac OS X)
    13.6 タスクバーを通したユーザーへの通知(Windows)

14章 ファイルタイプ
    14.1 カスタムのファイルタイプの登録
    14.2 アプリケーションがファイルタイプに関するデフォルトアプリケーションで
    あるかどうかを判定する
    14.3 アプリケーションをファイルタイプのデフォルトアプリケーションとして
    設定する、またはその設定を解除する
    14.4 ファイルタイプに関連づけられているデフォルトアプリケーションのパスを
    取得する

15章 サービス監視フレームワーク
    15.1 アプリケーションにサービス監視フレームワークを組み込む(JavaScript)
    15.2 アプリケーションにサービス監視フレームワークを組み込む(Flash)
    15.3 URLへの接続の監視
    15.4 URLのヘッダのみの読み取り
    15.5 サーバーの特定のポートへの接続の監視

16章 アプリケーションのアップデート
    16.1 更新機能を備えたアプリケーションの作成
    16.2 更新機能を備えたアプリケーションの更新インターフェイスの自作

17章 ブラウザAPIによるAIRアプリケーションの配布
    17.1 ブラウザAPIのインクルード
    17.2 インストールされているAIRのバージョンの検出
    17.3 AIRアプリケーションをブラウザから起動させる
    17.4 ブラウザからのAIRアプリケーションのインストール
    17.5 インストールバッジの使用

18章 “マッシュアップ”AIRアプリケーションの開発
    18.1 Flickr Webサービスの使用
    18.2 Yahoo Maps Webサービスの利用
    18.3 Twitter APIの利用

付録A AIRアプリケーション開発を始めるための設定
    A.1 Flex 3 SDKを使ったActionScriptによるAIR開発
    A.2 AIR SDKを使ったHTML/JavaScriptによるAIR開発
    A.3 Aptana Studioのダウンロードと設定
    A.4 Dreamweaver CS4を使ったHTML/JavaScript AIRアプリケーションの開発

索引