実用 Perlプログラミング 第2版

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TOPICS
Programming , Linux , Perl
発行年月日
PRINT LENGTH
320
ISBN
4-87311-280-X
原書
Advanced Perl Programming, Second Edition
FORMAT
Print
3,520円
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『初めてのPerl』や『プログラミングPerl』を読んでこれからどうしたらよいのか悩んでいる人のための本です。Perlに関する知識のレベルアップを図り、日常的な作業で生じる各種問題を解決するためのさまざまな実用的なツールとテクニックを紹介。CPANを駆使して、利用可能なモジュールの使い方を知り、利用可能なPerlリソースを使って作業を効率化させたり、さらには将来の開発に向けた対応ができるようになります。実に8年ぶりとなった今回の改訂では、モジュール作者として有名なSimon Cozens氏が新たな著者となり、新たに書き下ろして内容を全面的に刷新しました。PerlのスキルをレベルアップするPerlユーザの必読書です。

目次

まえがき

1章 高度なテクニック
	1.1 イントロスペクション
		1.1.1 予備的な作業:グロブの操作
		1.1.2 AUTOLOAD
		1.1.3 COREとCORE::GLOBAL
		1.1.4 ケーススタディ:Hook::LexWrap
		1.1.5 Bによるイントロスペクション
	1.2 クラスモデルについて
		1.2.1 UNIVERSAL
		1.2.2 動的なメソッド解決
		1.2.3 ケーススタディ:Singletonメソッド
	1.3 予期しないコード
		1.3.1 オーバロード
		1.3.2 タイムシフト
	1.4 まとめ

2章 解析テクニック
	2.1 Parse::RecDescent文法
		2.1.1 Parse::RecDescentを使った簡単な解析
		2.1.2 デバッグ処理
		2.1.3 より難しい解析
		2.1.4 いくつかの例
	2.2 Parse::Yapp
	2.3 他の解析テクニック
		2.3.1 HTML::Parser
		2.3.2 XML解析
		2.3.3 さらに他のすべてについて
	2.4 まとめ

3章 テンプレートツール
	3.1 フォーマットとText::Autoformat
		3.1.1 Text::Autoformat
	3.2 Text::Template
		3.2.1 ループ、配列、そしてハッシュ
		3.2.2 セキュリティとエラーチェック
		3.2.3 Text::Templateのトリック
	3.3 HTML::Template
		3.3.1 変数と条件
		3.3.2 ループ
		3.3.3 RSSアグリゲーション(収集)
	3.4 HTML::Mason
		3.4.1 基本コンポーネント
		3.4.2 基本動作
		3.4.3 Perlブロック
		3.4.4 自作のRSSアグリゲータ
	3.5 テンプレートツールキット
		3.5.1 フィルタ
		3.5.2 プラグイン
		3.5.3 コンポーネントとマクロ
		3.5.4 RSSアグリゲータ
	3.6 AxKit
	3.7 まとめ

4章 オブジェクト、データベース、そしてアプリケーション
	4.1 フラットファイルを超えて
	4.2 オブジェクトのシリアライゼーション(直列化)
		4.2.1 スキーマとクラス
		4.2.2 データのダンプ
		4.2.3 データの格納と取得
		4.2.4 切り捨ての問題
		4.2.5 マルチレベルDBM
		4.2.6 Pixie
	4.3 オブジェクトデータベース
		4.3.1 オブジェクトデータベースの落とし穴
		4.3.2 Tangram
	4.4 データベース抽象化
		4.4.1 簡単なマッピング
		4.4.2 Class::DBI
		4.4.3 他の対抗馬
	4.5 Webアプリケーションでの実際の使用
		4.5.1 Class::DBIとテンプレートツールキット
		4.5.2 Maypole
		4.5.3 他のアプリケーションフレームワーク
	4.6 まとめ

5章 自然言語ツール
	5.1 Perlと自然言語
	5.2 英語のテキスト処理
		5.2.1 複数化と屈折
		5.2.2 ワードから数字への変換
	5.3 英語解析のためのモジュール
		5.3.1 テキストの分割
		5.3.2 ステミングとストップワード
	5.4 分類と抽出
		5.4.1 ベイズの解析(ベイズ理論)
		5.4.2 キーワード抽出と要約
		5.4.3 名前と場所の抽出
	5.5 まとめ

6章 PerlとUnicode
	6.1 専門用語
	6.2 Unicodeとは何か?
		6.2.1 UCSとは何か?
		6.2.2 Unicodeコンソーシアムとは何か?
		6.2.3 Unicodeを意識する理由
	6.3 Unicode変換フォーマット
		6.3.1 UCS-2
		6.3.2 UTF-8
		6.3.3 UTF-16BE
		6.3.4 UTF-16LE
		6.3.5 UCS-4
		6.3.6 UTF-32
		6.3.7 UTF-EBCDIC
		6.3.8 UTF-7
	6.4 UTF-8のデータ処理
		6.4.1 Unicode文字の入力
		6.4.2 Unicode正規表現
	6.5 エンコード
		6.5.1 PerlIOトリック
		6.5.2 不愉快な詳細
	6.6 XS作者のためのUnicode
		6.6.1 文字列のトラバース
		6.6.2 文字列のエンコード
	6.7 まとめ

7章 POE
	7.1 イベントドリブンプログラミング環境
		7.1.1 Hello, POE
		7.1.2 Hello, Again, POE!
		7.1.3 ホイール
		7.1.4 ポートフォワーダ
	7.2 トップレベルの断片:コンポーネント
		7.2.1 中間レベルのコンポーネント
		7.2.2 POE Webサーバ
		7.2.3 最高レベルのコンポーネント
	7.3 まとめ

8章 テスト
	8.1 Test::Simple
	8.2 Test::More
		8.2.1 SKIPとTODO
		8.2.2 自動化されたテスト
	8.3 Test::Harness
	8.4 Test::Builder
	8.5 Test::Builder::Tester
	8.6 テストとコードの連携
	8.7 単体テスト
		8.7.1 Test::Class
		8.7.2 Test::MockObject
		8.7.3 Apache、DBI、その他の複雑な環境のテスト
	8.8 まとめ

9章 インライン拡張
	9.1 簡単なInline::C
		9.1.1 Take&Give
		9.1.2 Cが必ずしも勝者とは限らない
	9.2 Inline::Cを使用したより複雑なタスク
		9.2.1 Perlの内部の値の処理
		9.2.2 スタック操作
		9.2.3 より複雑なPerlタイプの処理
		9.2.4 Cライブラリのラップ
		9.2.5 インライン拡張のデバッグ
		9.2.6 インラインモジュールのパッケージ
	9.3 Inline::に関するすべて
		9.3.1 Inline::Python
		9.3.2 Inline::Ruby
		9.3.3 Inline::CPR
		9.3.4 Inline::Struct
		9.3.5 その他のインラインについて
	9.4 まとめ

10章 Perlで遊ぶ
	10.1 Obfuscation(難読化)
	10.2 Just Another Perl Hacker
	10.3 Perl Golf
	10.4 Perl詩
	10.5 Acme::*
	10.6 まとめ

索引