続・初めてのPerl

―Perlオブジェクト、リファレンス、モジュール

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発行年月日
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276
ISBN
4-87311-167-6
原書
Learning Perl Objects, References & Modules
FORMAT
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3,190円
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本書は『初めてのPerl』では説明し切れなかった内容を扱っています。中規模プログラムの作成を解説した「初めて」に対して、本書のテーマはPerlによる大規模なシステム開発。Perlによるシステム開発に不可欠なオブジェクト、リファレンス、モジュールの解説を中心に、プログラマが分担してプロジェクトをこなすための方法を教授します。興味深いサンプルコードと章末の練習問題というおなじみのスタイル(もちろんジョークもあり)で、Perlプログラマがステップアップするために必要な知識を、楽しく効率よく身に付けられるよう構成されています。

目次

本書に寄せて
はじめに
1 章 イントロダクション
        1.1 本書を読むのに必要な知識 
        1.2 脚注について 
        1.3 練習問題について 
        1.4 Perlのインストラクターの方へ 
2 章 大規模なプログラムの作成
        2.1 共通するコードの処方 
        2.2 evalによるコードの挿入 
        2.3 doの利用 
        2.4 requireの利用 
        2.5 requireと@INC 
        2.6 名前空間の衝突 
        2.7 パッケージによる名前空間の設定 
        2.8 packageディレクティブのスコープ 
        2.9 パッケージ変数とレキシカル変数 
        2.10 練習問題 
3 章 リファレンスの基礎
        3.1 多数の配列に同じ処理を行う 
        3.2 配列のリファレンスの取得 
        3.3 配列リファレンスのデリファレンス 
        3.4 中かっこの省略 
        3.5 配列の修正 
        3.6 ネストされたデータ構造 
        3.7 階層化されているリファレンスを矢印で表す 
        3.8 ハッシュのリファレンス 
        3.9 練習問題 
4 章 リファレンスとスコープ
        4.1 特定データの複数のリファレンス 
        4.2 無名配列 
        4.3 リファレンスカウントと階層データ構造 
        4.4 リファレンスカウントにエラーが発生する場合 
        4.5 無名配列を直接作成する 
        4.6 無名ハッシュの作成 
        4.7 自動生成 
        4.8 自動生成とハッシュ 
        4.9 練習問題 
5 章 複雑なデータ構造の操作
        5.1 デバッガを使用して複雑なデータ構造を解析する 
        5.2 Data::Dumperを使用して複雑なデータを表示する 
        5.3 Storableで複雑なデータを保存する 
        5.4 map演算子とgrep演算子 
        5.5 mapの使用方法 
        5.6 間接参照の適用 

        5.7 複雑なデータの選択と変更 
        5.8 練習問題 
6 章 サブルーチンのリファレンス
        6.1 名前付きサブルーチンのリファレンス 
        6.2 無名サブルーチン 
        6.3 コールバック 
        6.4 クロージャ 
        6.5 サブルーチンからサブルーチンを返す 
        6.6 入力としてのクロージャ変数 
        6.7 静的ローカル変数としてのクロージャ変数 
        6.8 練習問題 
7 章 リファレンスの実用的な使用方法
        7.1 ソートの概要 
        7.2 インデクス値によるソート 
        7.3 効率的なソート 
        7.4 シュワルツ変換 
        7.5 再帰的に定義されたデータ 
        7.6 再帰的に定義されたデータの作成 
        7.7 再帰的に定義されたデータの出力 
        7.8 練習問題 
8 章 オブジェクトの基礎
        8.1 もしも動物と話ができたら…… 
        8.2 メソッド呼び出しの矢印を取り入れる 
        8.3 メソッド呼び出しの特別なパラメータ 
        8.4 2番目のメソッドを呼び出して簡略化する 
        8.5 @ISAに関する注意書き 
        8.6 メソッドのオーバーライド 
        8.7 別の場所から検索を開始する 
        8.8 SUPERを使用する方法 
        8.9 @_の使用法 
        8.10 ここまでにわかったこと 
        8.11 練習問題 
9 章 オブジェクトとデータ
        9.1 馬は馬、もちろん当たり前だが、本当だろうか 
        9.2 インスタンスメソッドを呼び出す 
        9.3 インスタンスデータへのアクセス 
        9.4 馬を作り出す方法 
        9.5 コンストラクタの継承 
        9.6 メソッドをクラスとインスタンスの両方で動作するようにする 
        9.7 パラメータをメソッドに追加する 
        9.8 もっと興味深いインスタンス 
        9.9 色の異なる馬 
        9.10 預けたものを取り戻す 
        9.11 箱の中身を見てはいけない 
        9.12 取得側と設定側をより速くする 
        9.13 設定側にもなる取得側 
        9.14 メソッドをクラス専用またはインスタンス専用に制限する 
        9.15 練習問題 
10 章 オブジェクトの破棄
        10.1 ネストされた破棄 
        10.2 死に馬にむちを打つ 
        10.3 間接的なオブジェクトの表記法 
        10.4 サブクラスで追加するインスタンス変数 
        10.5 クラス変数を使用する 

        10.6 引数を弱める 
        10.7 練習問題 
11 章 オブジェクトの高度な使用方法
        11.1 UNIVERSALメソッド 
        11.2 オブジェクトの振る舞いをテストする 
        11.3 最後の手段としてのAUTOLOAD 
        11.4 アクセサにAUTOLOADを使用する 
        11.5 取得側と設定側をもっと簡単に作成する 
        11.6 多重継承 
        11.7 ファイルハンドルに対するリファレンス 
        11.8 練習問題 
12 章 モジュールの使用方法
        12.1 関数指向型インタフェイスのモジュール:File::Basename 
        12.2 インポートするサブルーチンを選択する 
        12.3 オブジェクト指向型インタフェイスのモジュール:File::Spec 
        12.4 標準的なオブジェクト指向型モジュール:Math::BigInt 
        12.5 オブジェクト指向モジュールと非オブジェクト指向モジュールの違い 
        12.6 useは何をするか 
        12.7 適切な時点でパスを設定する 
        12.8 Exporterによるインポート 
        12.9 @EXPORTと@EXPORT_OK 
        12.10 オブジェクト指向モジュールでのエクスポート 
        12.11 カスタムインポートルーチン 
        12.12 練習問題 
13 章 ディストリビューションの作成
        13.1 h2xsツール 
        13.2 テンプレートの中身を見る 
        13.3 プロトタイプモジュール 
        13.4 埋め込みドキュメント 
        13.5 Makefile.PLでディストリビューションをコントロールする 
        13.6 インストール場所の変更(PREFIX=...) 
        13.7 make test 
        13.8 make install 
        13.9 make dist 
        13.10 ライブラリのある場所を指定する 
        13.11 練習問題 
14 章 テスト
        14.1 テストハーネスは何を行うか 
        14.2 Test::Simpleモジュールを使用してテストを記述する 
        14.3 Test::Moreモジュールを使用してテストを記述する 
        14.4 条件付きテスト 
        14.5 複雑なテスト(複数のテストスクリプト) 
        14.6 STDOUT、STDERRに書き込みを行うプログラムのテスト 
        14.7 練習問題 
15 章 CPANへの登録
        15.1 Comprehensive Perl Archive Network 
        15.2 準備 
        15.3 ディストリビューションの作成 
        15.4 ディストリビューションのアップロード 
        15.5 モジュールのアナウンス 
        15.6 複数のプラットフォームでのテスト 
        15.7 Perlコミュニティでの発言、話し合い 
        15.8 練習問題 
付録 練習問題の解答
        2章の練習問題の解答 
        3章の練習問題の解答 
        4章の練習問題の解答 
        5章の練習問題の解答 
        6章の練習問題の解答 
        7章の練習問題の解答 
        8章の練習問題の解答 
        9章の練習問題の解答 
        10章の練習問題の解答 
        11章の練習問題の解答 
        12章の練習問題の解答 
        13章から15章までの練習問題の解答 

索引