入門 Perl DBI

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TOPICS
Programming , Database
発行年月日
PRINT LENGTH
400
ISBN
4-87311-050-5
原書
Programming the Perl DBI
FORMAT
Print
4,180円
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本書はDBIについての初めての解説書です。DBIとはPerlを使ってデータベースを扱うためのアプリケーションプログラミングインタフェースです。DBIを使うことにより、どのようなデータベースにもアクセスすることができるようになります。本書はさまざまな実例を示しながらDBIを使ったプログラミング方法を紹介しています。著者はDBIの開発者とDBI開発の第一人者であり、データベースを扱うPerlプログラマ必携の書といえるでしょう。

正誤表

ここで紹介する正誤表には、書籍発行後に気づいた誤植や更新された情報を掲載しています。以下のリストに記載の年月は、正誤表を作成し、増刷書籍を印刷した月です。お手持ちの書籍では、すでに修正が施されている場合がありますので、書籍最終ページの奥付でお手持ちの書籍の刷版、刷り年月日をご確認の上、ご利用ください。

正誤表−次回増刷時に修正

51ページ1行目
<修正前>R_FIRSTは、レコードチェインの
<修正後>R_LASTは、レコードチェインの

51ページ2行目
<修正前>R_FIRSTは、レコードチェインの
<修正後>R_NEXTは、レコードチェインの

51ページ4行目
<修正前>R_FIRSTは、レコードチェインの
<修正後>R_PREVは、レコードチェインの

119ページ 最下段落
<修正前>別の方法は、fetchrow_array()メソッドを使う
<修正後>別の方法は、fetchrow_arrayref()メソッドを使う


目次

訳者まえがき

まえがき
参考文献
本書の表記法
コードに関して
謝辞

1章 はじめに
        1.1 メインフレームからワークステーションまで
        1.2 Perl
        1.3 現実世界でのDBI
        1.4 歴史的な補足と石柱

2章 基本的な非DBIデータベース
        2.1 ストレージマネージャとレイヤ
        2.2 問い合わせ言語とデータ関数
        2.3 石柱とそのサンプルデータベース
        2.4 フラットファイルデータベース
                2.4.1 データの問い合わせ
                2.4.2 データの挿入
                2.4.3 データの更新
                2.4.4 データの削除
        2.5 フラットファイル内への複雑なデータの挿入
                2.5.1 Perl Data::Dumperモジュール
                2.5.2 Storableモジュール
                2.5.3 フラットファイルデータベースのまとめ
        2.6 並行データベースアクセスとロック処理
        2.7 DBMファイルとBerkeley Database Manager
                2.7.1 新しいデータベースの作成
                2.7.2 ロック処理
                2.7.3 値の挿入と検索
                2.7.4 値の削除
        2.8 MLDBMモジュール
        2.9 まとめ

3章 SQLとリレーショナルデータベース
        3.1 リレーショナルデータベース方法論
        3.2 データ型とNULL値
        3.3 データの問い合わせ
                3.3.1 簡単な問い合わせ
                3.3.2 問い合わせと条件節
                3.3.3 複数テーブルにまたぐ問い合わせ
                3.3.4 データのグループ化と整列
        3.4 テーブルのデータ変更
                3.4.1 データの挿入
                3.4.2 データの削除
                3.4.3 データの更新
                3.4.4 変更のコミットとロールバック処理
        3.5 テーブルの作成と破壊

4章 DBIによるプログラミング
        4.1 DBIアーキテクチャ
        4.2 ハンドル
                4.2.1 ドライバハンドル
                4.2.2 データベースハンドル
                4.2.3 ステートメントハンドル
        4.3 データソース名
        4.4 接続と切断
                4.4.1 接続
                4.4.2 切断
        4.5 エラー処理
                4.5.1 自動エラーチェックと手動エラーチェック
                4.5.2 エラー診断
        4.6 ユーティリティメソッドと関数
                4.6.1 データベース固有のクオート処理
                4.6.2 DBI動作の追跡
                4.6.3 整形
                4.6.4 数値テスト

5章 データベースとの相互作用
        5.1 簡単な問い合わせの発行
                5.1.1 SQL文の準備
                5.1.2 SELECT文の実行
                5.1.3 データフェッチ処理
                5.1.4 データフェッチの早期終了
                5.1.5 ステートメントハンドルの割り当て解除
        5.2 非SELECT文の実行
        5.3 文へのパラメタバインド
                5.3.1 バインド値と挿入される文
                5.3.2 バインド値とデータ型
                5.3.3 入出力パラメタのバインド
                5.3.4 bind_param( )を使わないバインド
        5.4 出力列のバインド
        5.5 do( )とprepare( )
        5.6 アトミックフェッチ処理とバッチフェッチ処理
                5.6.1 アトミックフェッチ処理
                5.6.2 バッチフェッチ処理

6章 DBIの上級テクニック
        6.1 ハンドル属性とメタデータ
                6.1.1 DBIメソッドに属性を渡す
                6.1.2 属性を伴っての接続
                6.1.3 大文字と小文字の意味
                6.1.4 共通属性
                6.1.5 データベースハンドル属性
                6.1.6 データベースメタデータ
                6.1.7 ステートメントハンドル属性(文のメタデータ)
        6.2 LONG/LOBデータの操作
                6.2.1 LONG/LOB列の挿入と更新
        6.3 トランザクション、ロック処理、分離
                6.3.1 自動トランザクション操作
                6.3.2 強制コミット
                6.3.3 ロールバック変更
                6.3.4 さまざまな切断処理
                6.3.5 トランザクションと自動エラー操作の連結

7章 ODBCとDBI
        7.1 ODBC−採用と拡張
        7.2 DBI−変遷と紆余曲折
        7.3 ODBCの基本
                7.3.1 標準SQL構文
                7.3.2 標準エラーコード
                7.3.3 リッチメタデータ
                7.3.4 多くの属性とオプション
        7.4 PerlのODBC
                7.4.1 DBD::ODBC
                7.4.2 Win32::ODBC
        7.5 DBIとODBCの結合
        7.6 質問と選択
        7.7 Win32::ODBCとDBIの間の移動
        7.8 ADOはどうか?

8章 DBIシェルとデータベースプロキシ
        8.1 dbish−DBIシェル
                8.1.1 dbishの開始
                8.1.2 文の操作
                8.1.3 さまざまなdbishコマンド
        8.2 データベースプロキシ
                8.2.1 データベースプロキシアーキテクチャ
                8.2.2 高度なトピック

付録A DBI仕様
        A.1 概要
                A.1.1 ヘルプの入手
        A.2 説明
                A.2.1 DBIアプリケーションのアーキテクチャ
                A.2.2 表記法と規約
                A.2.3 利用法の概要
                A.2.4 インタフェースに関する一般的な規則と注意
                A.2.5 命名規約と名前空間
                A.2.6 SQL−問い合わせ言語
                A.2.7 プレースホルダとバインド値
        A.3 DBIクラス
                A.3.1 DBIクラスメソッド
                A.3.2 DBIユーティリティ関数
                A.3.3 DBIの動的属性
        A.4 すべてのハンドルに共通のメソッド
        A.5 すべてのハンドルに共通の属性
        A.6 DBIデータベースハンドルオブジェクト
                A.6.1 データベースハンドルメソッド
                A.6.2 データベースハンドル属性
        A.7 DBIステートメントハンドルオブジェクト
                A.7.1 ステートメントハンドルメソッド
                A.7.2 ステートメントハンドル属性
        A.8 さらなる情報
                A.8.1 スレッドとスレッドの安全性
                A.8.2 シグナル操作とキャンセル処理
        A.9 その他の文献
                A.9.1 ドライバとデータベースのドキュメント
                A.9.2 書籍と雑誌
                A.9.3 マニュアルページ
                A.9.4 メーリングリスト
                A.9.5 各種関連WWWリンク
                A.9.6 FAQ
        A.10 著者
        A.11 著作権
        A.12 謝辞
        A.13 翻訳
        A.14 サポート/保証
        A.15 トレーニング
付録B ドライバとデータベースの特徴
        DBD::ADO
        DBD::CSV
        DBD::DB2
        DBD::EmpressとDBD::EmpressNet
        DBD::Informix
        DBD::Ingres
        DBD::InterBase
        DBD::mysqlとDBD::mSQL
        DBD::ODBC
        DBD::Oracle
        DBD::Pg
        DBD::SearchServer
        DBD::Sybase(SybaseとMicrosoft SQL Server用)
        DBD::XBase
付録C ASLaN遺跡保護憲章
索引