Linux日本語環境――最適なシステム環境構築のための基礎と実践

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  • 山形浩生, Stephen J. Turnbull, Craig 小田, Robert J. Bickel 著
  • 2000年06月 発行
  • 376ページ
  • ISBN4-87311-016-5
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目的別に各種のソフトウェアについて日本語を使うための設定について広範かつ詳細にカバーする一冊です。Linuxで日本語を使う場合の注意点や考え方を踏まえて、各種ソフトウェアの入手、インストール、設定、使い方、トラブルシューティングについて詳細に解説します。また、日本語処理についても、エンコーディング、国際化の問題、実装の考え方、規格の中身、今後の方向性まで、詳細に触れています。自分のニーズに適した日本語(マルチリンガル)環境をつくるための選択肢と設定のノウハウを提供します。

著者によるサポートページ

まえがき
はじめに

1章 Linuxと日本語
        1.1 LinuxはそもそもグローバルなOSなのである
        1.2 Linuxの現状
                1.2.1 なぜUnixなのか? なぜ「フリー」ソフトウェアなのか?
                1.2.2 オープンシステムと柔軟なツールキット類
                1.2.3 フリーソフトウェア:ソースコードと内部構造
        1.3 国際化・マルチリンガル環境としてのLinux
                1.3.1 L10N、I18N、そしてM17N
        1.4 日本語の難しさについて
        1.5 日本語環境を構成するもの
                1.5.1   カーネル
                1.5.2   システムライブラリ
                1.5.3   日本語文字集合(キャラクタセット)
                1.5.4   エンコーディング
                1.5.5   表示と印刷
                1.5.6   キーボード
                1.5.7   変換ソフト
                1.5.8   コード判別、変換、修復
                1.5.9   日本語のファイル名
                1.5.10  アプリケーション
                1.5.11   「マルチリンガル」Linuxの標準と日本の役割

2章 文字集合とエンコーディング
        2.1 日本語アプリケーションの実装
                2.1.1 日本語環境の難しさ
                2.1.2 文字、文字集合、エンコーディング
        2.2 日本語システムの文字集合
        2.3 エンコーディング
                2.3.1 多バイトとモード式エンコーディング
                2.3.2 日本語のエンコーディング
        2.3.3 正規表現
        2.3.4 MIME

3章 Linuxのパッケージとディストリビューション
        3.1 パッケージシステムの概略
                3.1.1 TGZ
                3.1.2 RPM
                3.1.3 deb
                3.1.4 パッケージシステムの変換
        3.2 各種ディストリビューション
                3.2.1 TGZを使うディストリビューション
                3.2.2 RPMを使うディストリビューション
                3.2.3 debを使うディストリビューション
        3.3 起動ファイルはどこにある?
                3.3.1 起動プロセス/初期化プロセス
                3.3.2 Red Hat/Debianの場合
                3.3.3 Slackwareの場合
        3.4 ディストリビューションの将来

4章 日本語ツール
        4.1 日本語入力システム
                4.1.1 Wnn
                4.1.2 Canna
                4.1.3 SKK
                4.1.4 Quail
                4.1.5 VJE-Delta
                4.1.6 ATOK12
                4.1.7 その他の日本語入力システム
        4.2 フロントエンドプロセッサ(FEP) 
                4.2.1 xwnmo
                4.2.2 Kinput2
                4.2.3 えせかんな
        4.3 エンコーディング変換ユーティリティ
                4.3.1 nkf
                4.3.2 jconv
                4.3.3 kcc
                4.3.4 tcsと2UTF
                4.3.5 lv
        4.4 英和・和英辞書
                4.4.1 EDICT
                4.4.2 GNU JavaDict
                4.4.3 XJDIC
                4.4.4 trans
        4.5 テキストユーティリティ
                4.5.1 KAKASI
                4.5.2 茶筌(ChaSen)

5章 システムの設定
        5.1 キーボードと入力方法
        5.2 X Windowシステムの設定
                5.2.1 Xフォント
                5.2.2 Xリソースで日本語を使う
                5.2.3 X Windowマネージャ
                5.2.4 統合デスクトップ環境
        5.3 印刷
                5.3.1 a2ps
                5.3.2 groff
                5.3.3 html2ps
                5.3.4 Ghostscript

6章 システムユーティリティ
        6.1 ターミナルエミュレータ
                6.1.1 kterm
                6.1.2 rxvt
                6.1.3 Eterm
                6.1.4 kon
        6.2 シェルとファイルブラウザ
                6.2.1 bashシェルで日本語を使用する
                6.2.2 tcsh
                6.2.3 ksh(Kornシェル)
                6.2.4 ファイルブラウザ
        6.3 テキストツール
                6.3.1 スクリプト言語
                6.3.2 less
                6.3.3 lv
                6.3.4 hex
        6.4 ドキュメンテーションユーティリティ
                6.4.1 Linux manシステム
                6.4.2 Texinfo
        6.5 その他のユーティリティ
                6.5.1 xclipboard
                6.5.2 Tgif
                6.5.3 xcalendar
                6.5.4 oneko
                6.5.5 Emiclock
                6.5.6 xpostit
                6.5.7 Namazu

7章 エディタ
        7.1 Emacs
                7.1.1 GNU Emacs と日本語処理の歴史
                7.1.2 Emacs/Muleの日本語処理
                7.1.3 Elispパッケージ
                7.1.4 FSF Emacsのインストールと設定
                7.1.5 XEmacs 
        7.2 Emacs/Mule/XEmacsでの日本語入力
                7.2.1 EggによるWnnを使った日本語入力
                7.2.2 Cannaを使った日本語入力
                7.2.3 SKKとQuailを使った日本語入力
                7.2.4 XIMを使う
                7.2.5 jed
        7.3 vi系エディタ
                7.3.1 主要viクローンと入手方法
                7.3.2 プログラム名に関する注意
        7.4 その他のエディタ

8章 オフィス系ソフト
        8.1 オフィススイート
                8.1.1 Applixware-J
                8.1.2 USI(Siag-J)
        8.2 ワープロ
                8.2.1 dp/Note、VJE-Pen
                8.2.2 LinuxWord
                8.2.3 一太郎Ark
                8.2.4 LyX
        8.3 表計算ソフト
                8.3.1 slsc
                8.3.2 Gnumeric
        8.4 プレゼンテーションツール
                8.4.1 LATEX
                8.4.2 MagicPoint
                8.4.3 EWIPE
        8.5 その他の文書作成ツール
                8.5.1 TEX
                8.5.2 TEXをtexconfigで設定する
                8.5.3 関連情報
                8.5.4 LaTeX2HTML
                8.5.5 SGMLツール(DocBook、Linuxdoc)

9章 ネットワーク環境
        9.1 ネットワークの標準
        9.2 電子メールとニュースグループ
                9.2.1 メールとニュースの規格
                9.2.2 Mew
                9.2.3 Pine
                9.2.4 mutt
                9.2.5 ktin
                9.2.6 mnews
                9.2.7 Gnus
                9.2.8 Wanderlust
                9.2.9 メーリングリスト
        9.3 WWW
                9.3.1 WWWの規格
                9.3.2 Linux版Netscape Communicator
                9.3.3 Lynx
                9.3.4 W3
                9.3.5 w3m
                9.3.6 その他
                9.3.7 Web作成ツール
        9.4 IRC(インターネットリレーチャット) 
                9.4.1 irchat
                9.4.2 ircII

付録A トラブルシューティングのヒント
        A.1 ライブラリのチェック
        A.2 デバッガを使ったトラブルシューティング

付録B .Xdefaultsと.Xresources
        B.1 .Xresourcesの書き方

付録C localeの指定
        C.1 本書での日本語localeについて

付録D 参考文献
        D.1 代表的なLinux関連書
        D.2 日本語/マルチリンガル処理関連書
        D.3. Linux日本語環境の構築と設定
        D.4 アプリケーション関連書
索引

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