XML(eXtensible Markup Language)は、Webのほかさまざまな局面で利用可能な、次世代の電子文書の標準となるマークアップ言語で、今日めざましく普及しつつあります。XMLは、型定義に代表される柔軟な構造が特徴です。本書は、独自の定義を行う際に必要となるさまざまな情報やXMLを理解する助けとなる解説をまとめた即効性の高い書です。改訂にあたり、初版発行以降に定められた概念などを追加しています。また既存の術語についても加筆を行っています。
XMLデスクトップリファレンス 第2版
Robert Eckstein, Michel Casabianca 著、川俣 晶 監訳、木田 直子 訳
- TOPICS
- Web
- 発行年月日
- 2001年11月
- PRINT LENGTH
- 128
- ISBN
- 4-87311-062-9
- 原書
- XML Pocket Reference, 2nd Edition
- FORMAT
目次
本書について
1章 XMLの用語
1.1 悪癖の矯正
1.2 XML文書の概要
1.3 単純なXML文書
1.4 単純な文書型定義(DTD)
1.5 単純なXSLスタイルシート
2章 XMLリファレンス
2.1 整形式のXML
2.2 特殊なマークアップ
2.3 要素と属性の規則
2.4 XML予約属性
3章 実体参照と文字参照
4章 文書型定義(DTD)
4.1 要素宣言
4.2 ANYとPCDATA
4.3 実体
4.4 DTD内の属性宣言
4.5 セクションの包含と無視
5章 拡張可能スタイルシート言語(XSL)
5.1 フォーマットオブジェクト
6章 XSLTスタイルシートの構造
7章 テンプレートとパターン
7.1 パラメータと変数
7.2 スタイルシートのインポートと優先順位
7.3 ループとテスト
7.4 番号付け要素
7.5 出力方式
8章 XSLT要素
9章 XPath
9.1 軸
9.2 述語
9.3 関数
9.4 その他のXSLT関数とデータ型
10章 XPointerとXLink
10.1 一意の識別子
10.2 ID参照
10.3 XPointer
10.4 XLink
10.5 拡張リンクの作成
10.6 XBase
付録A 日本におけるXML関連情報の入手先
付録B JIS TR X 0015:1999
XML日本語プロファイルについて
XML日本語プロファイル
附属書A 名前文字
索引