Solarisデバイスドライバ

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発行年月日
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380
ISBN
4-87311-143-9
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3,740円
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高い信頼性と拡張性で根強い人気を誇るSunのUnix系OS、Solaris。本書ではSolarisで一からデバイスドライバを書く方法を示します。インストールから検証、デバッグに至るまでの一連の手順を詳しく解説していますので、ドライバ開発の経験がない読者でも、ていねいな説明に従って実際に動かしてみることができるでしょう。
著者の豊富なドライバ開発の経験から得られた開発の際のコツや陥りやすい落とし穴など、誰も教えてくれなかったノウハウも惜しみなく詰め込まれた貴重な一冊です。

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目次

序章      Solarisドライバ開発への誘い

1章      仮想デバイスドライバの作成
        1.1     ドライバの仕様と名前の決定
        1.2     枠組み作成
        1.3     肉付け
        1.4     コンパイルとインストール
        1.5     mynullで実験
        1.6     まとめ
        1.7     本章で紹介された機能

2章      メモリマップドライバの作成
        2.1     対象ハードウェアの選定
        2.2     Matrox Millennium II
        2.3     仕様と名称
        2.4     枠組み
        2.5     肉付け
        2.6     コンパイル
        2.7     インストール
        2.8     試験
        2.9     実験
        2.10    まとめ
        2.11    本章で紹介された機能

3章      IC Plus社製TC9020の概要
        3.1     TC9020概要
        3.2     TC9020動作仕様
        3.3     まとめ

4章      TC9020を動かす
        4.1     TC9020の見え方
        4.2     カーネルドライバ
        4.3     ユーザモードドライバ
        4.4     testtmrkを使った実験
        4.5     まとめ
        4.6     本章で紹介された機能

5章      TC9020にTCP/IPを載せる
        5.1     STREAMS
        5.2     DLPI
        5.3     汎用LANドライバgld(7D)
        5.4     tmrkドライバの実装
        5.5     まとめ
        5.6     本章で紹介された機能

6章      デバッグ
        6.1     Solaris 8以降の実行スタックトレース
        6.2     mdb(1)
        6.3     まとめ

付録A     ドライバプログラミング適性クイズ
        A.1     問題
        A.2     解答と解説

付録B     mynull
        B.1     mynull.c
        B.2     Makefile
        B.3     mynll.conf

付録C     fbmem
        C.1     sys/fbmem.h
        C.2     fbmem.c
        C.3     dump.c
        C.4     memsize.c
        C.5     randtest.c
        C.6     wrtest.c
        C.7     Makefile

付録D     tmrkmem
        D.1     tmrkmem.c
        D.2     testtmrk.c
        D.3     sys/tmrkmem.h
        D.4     sys/tmrkreg.h
        D.5     Makefile

付録E     tmrk
        E.1     sys/tmrk.h
        E.2     tmrk.c
        E.3     Makefile

索引