インタラクティブなWebページを実現するCommon Gateway Interface(CGI)について、プログラマを対象に、その基礎からプログラミングの実際までを詳細に解説する一冊です。改訂にあたり全てのトピックを拡張、更新しました。また新しくCGI.pm、HTMLテンプレート、セキュリティ、JavaScript、XML、サーチエンジン、CGI互換のハイパフォーマンスな代替テクノロジが加わり、最新のテクニックや高度なプログラミングについて、豊富な例を網羅して詳しく説明します。プログラミング例はCGIプログラミングでは一般的なPerlで書かれています。
CGIプログラミング 第2版
Scott Guelich, Shishir Gundavaram, Gunther Birznieks 著、田辺 茂也 監訳、大川 佳織 訳
- TOPICS
- Programming , Web , Perl
- 発行年月日
- 2001年06月
- PRINT LENGTH
- 520
- ISBN
- 4-87311-044-0
- 原書
- CGI Programming with Perl, 2nd Edition
- FORMAT
目次
はじめに
1章 はじめましょう
1.1 CGIの歴史
1.2 CGIとは
1.3 代替テクノロジ
1.4 Webサーバの設定
2章 HTTP(Hypertext Transfer Protocol)
2.1 URL
2.2 HTTP
2.3 ブラウザリクエスト
2.4 サーバレスポンス
2.5 プロキシ
2.6 コンテンツネゴシエーション
2.7 概要
3章 CGI(Common Gateway Interface)
3.1 CGI環境
3.2 環境変数
3.3 CGIの出力
3.4 コード例
4章 フォームとCGI
4.1 サーバへの データ送信
4.2 フォーム関係のタグ
4.3 フォーム入力のデコード
5章 CGI.pm
5.1 概要
5.2 CGI.pmでの入力処理
5.3 CGI.pmでの出力生成
5.4 出力生成の代替手段
5.5 エラー処理
6章 HTMLテンプレート
6.1 なぜテンプレートを使うのか
6.2 SSI(Server Side Include)
6.3 HTML::Template
6.4 Embperl
6.5 Mason
7章 JavaScript
7.1 背景
7.2 フォーム
7.3 データ交換
7.4 Bookmarklet
8章 セキュリティ
8.1 Webセキュリティの重要性
8.2 ユーザ入力の処理
8.3 暗号化
8.4 Perlの汚染モード
8.5 データのアクセス
8.6 まとめ
9章 電子メールの送信
9.1 セキュリティ
9.2 電子メールアドレス
9.3 インターネット電子メールの構造
9.4 sendmail
9.5 mailxとmail
9.6 Perlメーラ
9.7 procmail
10章 データの保存
10.1 テキストファイル
10.2 DBMファイル
10.3 SQLの概要
10.4 DBI
11章 ステートの保持
11.1 クエリ文字列とパス情報
11.2 隠しフィールド
11.3 クライアントサイドのクッキー
12章 Webサーバ内の検索
12.1 単純な検索
12.2 単純な検索(その2)
12.3 逆引きインデックス検索
13章 グラフィックの動的な生成
13.1 ファイルフォーマット
13.2 画像データの出力
13.3 GDでPNGを生成する
13.4 その他のGDモジュール
13.5 PerlMagick
14章 ミドルウェアとXML
14.1 ほかのサーバとの通信
14.2 XMLの概要
14.3 DTD(文書型定義)
14.4 XMLパーサを開発する
14.5 XMLミドルウェアへのCGIゲートウェイ
15章 CGIアプリケーションのデバッグ
15.1 一般的なエラー
15.2 Perlでのコーディングのコツ
15.3 デバッグツール
16章 優れたCGIアプリケーションを作成するために
16.1 アーキテクチャに関するガイドライン
16.2 コーディングに関するガイドライン
17章 効率と最適化
17.1 10のPerl Tips
17.2 FastCGI
17.3 mod_perl
付録A 引用文献および参考文献
A1 参考文献
A2 補足資料
A3 RFC
A4 その他の仕様
A5 プロジェクトのホームページ
A6 ニュースグループ
付録B Perlモジュール
B1 CPAN
B2 perldoc
付録C 日本語の取り扱いに関する注意点
C1 Content-Typeの指定
C2 perlコードのエンコーディング
C3 Jcode.pm
C4 メール送信
索引